シミ取りなら皮膚科のレーザー治療が最適か?デメリットも.

シミの種類によりシミ取り方法を選ぶことが大切

お肌の悩みシミに悩んでいる方は多いですが、
ひとくちにシミと言ってもいろんな種類があり、
素人目には同じに見えても実はこんな違いがあります。

  • 老人性色素斑
  • そばかす
  • 色素沈着のシミ
  • 肝斑(かんばん)

シミの中でも比較的多いのが「老人性色素斑」、老人性と言っても20代後半から現れる人もいます。レーザー治療が最も効果的で短時間のレーザー照射と塗り薬、紫外線対策などで見違えるようにキレイにシミが取れます。
そばかすにきび跡のような色素沈着によるシミもレーザー治療やケミカルピーリング、光治療が用いられます。ただ、頬の左右対称に出来る「肝斑」は、レーザー治療よりもトラネキサム酸の内服や外用薬が効果的です。

シミ取りに使えるレーザー治療装置は医療機関(クリニック)だけに使用が許可されています
エステサロンでシミ取りを謳う光治療が行われていますが、医療機関で使われいるレーザーより出力が弱く、シミを取る効果はほとんど期待できません

そこで美容皮膚科でレーザー治療を受けるのがいちばん良いと思われるでしょう。
もちろん、直接あなたのしみの状態を診断してレーザー治療がむいていると言われたなら
その医師を信じるのも一つの選択です。

ただ、レーザー治療にもメリット、デメリットがあるのです。

シミ取りにレーザー治療は効果があるのか

美容皮膚科に相談
「目立つシミを消すならレーザー治療が良い」
と良く言われますね。

レーザー光線を当てることでシミが取れるのは
皮膚に小さな傷を付け、
新陳代謝によって古い皮膚を新しい肌に作り替える働きを利用しているのです。

つまり、黒いシミの元であるメラニン色素をレーザー光線で破壊するという
手荒い治療法とも言えるのです。

ですから、レーザー治療にはメリットだけでなく、
気になるデメリットもあります。

レーザー治療のメリット
化粧品や皮膚科で処方された塗り薬では
完全には消えなかったシミも
レーザー治療によってほとんど目立たなくなることはあります。

また、レーザーの種類によってはシミだけで無く、
「そばかす(雀斑)」や「くすみ」を
消すこともできるようになりました。

レーザー治療のデメリット
1)ダウンタイムがある
レーザーをお肌にあてるとその部分のお肌に炎症が起こります。
そのため、照射部分に10日程度ガーゼやテープを貼ることになります。
見栄えが悪いのと、
明らかに何か治療したことを他人に知られることとなります。

2)費用が高い
レーザー治療は国民健康保険が使えません。
自由診療となるため、それなりに高額な治療費がかかります。
以前と比べると安くなってきていますが、
最新の機器を使い、施術経験の多い信頼性の高いクリニックを選ぶと
ある程度の費用がかかることを覚悟しましょう。

シミ取りにはいろんな方法があります

美容皮膚科でのレーザー治療は費用が高いこともあり敷居が高いですね。
そこで、レーザーの前に比較的手軽に始められるシミ取り方法をご紹介します。

シミ取り化粧品
シミやくすみに効果がある化粧品やクリームがあります。
皮膚科で処方されるシミ取り外用薬にも使われる
美白成分「ハイドロキノン」が配合されている市販品もあります。
またシミの色素であるメラニンの生成を抑える作用があるビタミンC誘導体も
美白効果が期待できます。

シミ取り化粧品のもう一つの方法としてピーリング成分を含む商品があります。
ピーリングにより皮膚の新陳代謝を促して、くすみを取る効果が期待できます。
ただ、皮膚の深い部分にあるシミには効果がうすいので、ハイドロキノンなどの
メラニン色素の分解成分を含む製品の方が効果を期待できます。

内服薬やサプリメント
内服薬は皮膚科でシミ対策としても処方されることがあります。
特に「肝斑」の治療にはトラネキサム酸の内服薬がよく利用されます。
肝斑以外のシミにもレーザー治療や外用薬と平行して内服薬を処方されることがあります。
シミ対策として効果が期待できる成分はトラネキサム酸以外に
ビタミンC誘導体、ビタミンA、ビタミンE、Lシステインなどがあります。
どの成分も抗酸化作用により色素沈着を予防したり、シミの分解を促すさようがあります。
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